
みなさん、BERINGER AEROという航空機用のホイールやブレーキを製造しているフランスの会社をご存じでしょうか?
小型機のホイール/ブレーキと言えばClevelandやGoodRichなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
弊社が取り扱っているシーラス・エアクラフト社製のSRシリーズは、2014年モデルからBERINGER AERO製のホイール/ブレーキに変更になりました。
2015年末にデリバリー開始予定の小型ジェット機Vision SF50も、BERINGER AERO製のホイール/ブレーキを搭載することが決まっています。
見て分かるとおり、ブレーキキャリパーやホイールが赤色なのです。
車等では一般的なアルミホイールで且つチューブレスになっている事も大きな特徴です。
また、これまでの小型機のブレーキディスクはホイールと一体型になっているのが一般的でしたがBERINGER AERO社製のブレーキディスクは独立した構造になっていて、タイヤ交換の際はブレーキキャリパーの分解の必要がないのです。
整備士の方にとっては、大型機のホイール/ブレーキと同じような構造と言えばイメージしやすいでしょうか?
これまでウン十年間、構造が変わることがなかった小型機のホイール/ブレーキに新風を吹き込むメーカーと言っても過言ではないかもしれません。
そして、弊社は7月1日付けでBERINGER AERO社との間で日本における総代理店契約を締結しました。
飛行機のみならず、グライダー向けのホイール/ブレーキも扱うこととなります。
是非、今後のBERINGER AERO社の飛躍に注目してください!