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部品庫の温度管理

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部品庫の温度管理

さて、いよいよ秋が終わって冬の到来でしょうか?寒くなってきましたね。JGAS Aero Partsです。

以前より、“弊社の部品庫は温度管理を行っています“とお話しています。

現在は、20℃~27℃(冷蔵庫等を除く)を維持するように管理していますが、現在この維持温度帯の見直しを検討しています。

しかし、この見直しというのが一筋縄ではいかないのもまた現実。

見直し後の温度帯で、保管している部品等の品質に影響が出ないことを確実に確認しなければならないからです。

「どのような温度で保管しなさい!」という事は、製造メーカーの要求や規格で決められています。(もちろん、保管温度要求の無い部品も数多く存在します)

今回のブログでは、その一例をご紹介したいと思います。

以下の文章は、”とある規格”のゴム製SEAL(O-Ring, Packing)の保管条件です。

ゴム製SEAL(O-Ring, Packing)の保管条件

38℃以下で保管をしなければならず、またNOTEに15℃以下になると硬化すると書かれています。そして、最後に「取り付ける前は20℃以上にしなければならない」と書かれています。

という事は、この”とある規格”のゴム製SEALは20℃~38℃で保管する必要があります。(丁寧に扱えば15℃以下でも大丈夫です:NOTE参照)

このような保管要件を様々精査した上で、温度帯を決めなければなりません。

なおかつ、これらの記述は原則として全部英語・・・世界の共通言語が日本語だったら良いのになぁと思う今日この頃。引き続き、精査頑張ります!


航空機部品販売のJGAS Aero Parts

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