
みなさま、残暑続く毎日ですがいかがお過ごしでしょうか? JGAS Aero Partsです。
さて、今回は部品の話ではなく工具や機材の話をしたいと思います。
航空機の整備に使用する工具や設備は特殊なものが多く存在します。
普段の生活では当たり前な、「傘立て」って発売当初は画期的な商品だったのではないかと容易に想像できます。
JGAS Aero Partsでは整備現場向けの様々な特注品を製作し販売する事業も展開しています。航空機整備事業も展開しているJGASだからこそ出来る試作品を今回は紹介したいと思います。
まずは・・・航空機に“グリスの注入“を行うために使用するグリスガン。
市販ではグリスガンを置くスタンドが売っていません・・・
棚に横にして置くわけにもいかないし・・・
そんな事から弊社では”一斗缶“のフチにグリスガンを引っかけて置く苦肉の策を行っていました。
この状況で、グリスの品質等には何の影響もありませんが、「見た目」がよろしくありません。
航空機整備は「整理整頓」が非常に重要で、「見た目の美しさ」も大切にしなければなりません。
どんなモノでも使用者が満足するモノを開発しなければ、販売したところで売れる訳ないのです。
開発に際しては、まずは図面です。
こんなモノがあったら良いなを「絵」にしていきます。
そして試作品を作ってみるのです。
この写真ではまだよく分かりませんね。
実際にグリスガンを置いてみましょう。
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どうでしょう!? 「一斗缶スタンド」と比較して見た目が大幅に改善しましたね。
なお、写真に写っているのは弊社で販売している「透明なグリスガン」です。グリスカートリッジが丸見えですから、グリスの銘柄・有効期限が一発で確認可能です。
このようにJGASでは、整備士がより仕事がしやすい設備を製作し、自社でも使用しつつ販売も行って参ります。
これは、動翼バランス作業用のスタンド。
お値段ですか!?薄利多売のJGAS Aero Partsですから、お求めやすいお値段でご提供出来るように頑張ります!
もし、このブログをご覧の事業者様で「こんな設備、こんな工具を作れないか!?」というご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。
※航空機に直接使用する特注工具は、航空機製造メーカーやエンジン製造メーカーに対して使用の可否判断(同等性評価等)を求める事を推奨しています。