
独立行政法人 航空大学校の次期訓練機が、弊社が代理店を務めるシーラス・エアクラフト社の「SR22」に決定されました。
航空大学校では、1992年から、ビーチクラフト式A36型(ボナンザ)を単発訓練機として使用してきました。その機材の老朽化に伴い、航空大学校は次期訓練機の導入を決定。訓練機としての要件を策定し、技術検討を経て、入札により機種を決定することとなりました。
入札では、シーラス式SR22型を提案した三井住友ファイナンス&リース株式会社と弊社、および他メーカーの競合機を提案した競合他社、計4社で競い合うことに。
そして、入札の結果、新しい訓練機はシーラス式SR22型に決まったのです。
平成29年5月31日までに10機が航空大学校に納入される予定となっております。
今回の航空大学校による入札は、訓練機10機のリース契約です。その契約は、落札した三井住友ファイナンス&リース株式会社が行うことになるわけですが、もちろん三井住友F&LにSR22を販売するのは弊社です。
シーラスSRシリーズは、日本ではまだまだ知名度が高くありませんが、実は2013年から三年連続で、小型機販売機数 世界第1位の称号を手にしている新世代のベストセラー機です。
自家用のオーナー機として不動の人気を確立しつつある一方で、エミレーツ航空の自社養成課程や、アメリカ空軍士官学校をはじめとする、世界中のプロ・パイロット養成機関が採用している優れた訓練機であるという側面もあります。
パラシュートをはじめとする、様々な安全機能を装備したSR22が将来を日本の空を担うパイロット訓練生の相棒となれるよう、弊社としても部品供給体制・整備支援体制を更に強化していきたいと思っております。
余談ですが・・・
実は、弊社もリース事業への参入を狙って、今回の入札に参加していましたが、JGASがリース会社になるという夢は儚くも夢で終わりました。やはり、「餅は餅屋」です。その道のプロは強いです。
リース事業はリース会社に任せて、JGASは航空界のプロフェッショナルを追求します!
1歩1歩、着実に歩みを進めて行きたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。