
7月24日から31日まで、アメリカのウィスコンシン州オシュコシュで、世界最大級の航空イベント「EAA AirVenture Oshkosh 2016」が開催されました。
世界中の航空機メーカーや部品メーカーが自社の製品を展示するほか、軍用機や、一般の方が所有する珍しい航空機などが集まります。
ビジネスチャンスを探す航空企業関係者、オーナーパイロット、家族連れの航空ファンなど、たくさんの人が訪れて、イベントは連日大盛況でした。
弊社が日本総代理店を務めるシーラス・エアクラフト社とテクナム社も、それぞれブースを出しました。
シーラス社のブースには、現在開発中の小型単発ジェット機Vision SF50の実機がお目見え!SRシリーズの機体と共に展示されました。
また、Vision SF50の精巧なモックアップも登場し、中に入ってコックピットや座席の感触を確かめることができました。
そして昨年に引き続き、レッドブル・エアレースのマイケル・グーリアン選手がブースを訪れて、ファンと交流しました。グーリアン選手は、シーラス社がスポンサーになっているマスタークラスのパイロットで、プライベートではシーラスSR22Tのオーナーでもあります。
一方テクナム社も、自社のブースに航空機を展示しました。
そしてなんと、NASAのブースにもP2006Tが!
先日のブログでもご紹介したように、NASAは電気飛行機の研究用プロトタイプ機に、テクナム社の双発機P2006Tを選定しました。プロジェクトはまだ立ち上がったばかりなので、展示してあったのは通常のP2006Tでしたが、皆さん興味津々で機体を眺めていました。
大盛況のまま終わった「EAA AirVenture Oshkosh 2016」ですが、来年もまた同じ時期にイベントが開催されることが決まっています。
もちろん、シーラス社、テクナム社も出展予定で、それぞれ現在進行中の開発プロジェクトの成果をお見せできるかと思います。また来年にご期待ください!