
レッドブル・エアレース第4戦が、現地時間の7月1日・2日、ハンガリーのブダペストで開催されました!
レッドブル・エアレースとは、国際航空連盟(FAI)公認の飛行機レース世界選手権です。レース仕様のプロペラ機に乗ったパイロット達が、超低空でスピードを競う大迫力の航空レースで、「世界最速のモータースポーツ」「空のF1」とも呼ばれます。
2017シーズンは世界各地8ヶ所でレースが行われます。各レースごとに順位に応じたポイントが与えられ、シーズンを通じて最多ポイントを獲得したパイロットが総合優勝者「Red Bull Air Race World Champion」となります。
6月3日・4日に千葉県の幕張海浜公園で開催された第3戦では、日本人パイロットの室屋義秀選手が二年連続となる地元での優勝を果たし、大いに盛り上がりました。弊社のブログでも、その様子をレポートしています。
弊社が代理店を務めるアメリカの航空機メーカー、シーラス・エアクラフト社がスポンサーになっているマイケル・グーリアン選手も、室屋選手と同じレースに参戦して、ワールド・チャンピオンの座を競っています。
ブダペストでは、両岸に美しい街並みが広がるドナウ川にコースが設けられました。観光名所でもあるセーチェーニ鎖橋の下をくぐってスタートするシーンは圧巻です!
グーリアン選手の迫力の動画をご覧ください!
グーリアン選手は、予選を6位で通過。Round of 14(本戦1試合目)でも好調の滑り出しを見せましたが、フライト中にG(パイロットと機体にかかる負荷)が規定値を超えてしまい、残念ながら失格になってしまいました。
攻める姿勢が身上のグーリアン選手は「オーバーGのリスクが潜んでいるのは分かっていたが、勝つためのフライトをするにあたっては仕方がないことだ」とさばさばした様子。現在の総合順位は8位です。
一方、日本人パイロットの室屋選手は、予選を2位で通過。Round of 14、Round of 8と勝ち進み、決勝は3位でフィニッシュしました!これによって9ポイントを獲得。第3戦終了時点では同ポイントで並んでいたマルティン・ソンカ選手を引き離して、総合ランキング単独首位に躍り出ました!
白熱したレースは、カービー・チャンブリス選手が9年ぶりの優勝を飾って幕を閉じました。
第5戦は、7月22日・23日(現地時間)、ロシアのカザンで開催されます。今後も熱い展開から目が離せませんね!
レッドブル・エアレース公式サイト(日本語)
http://www.redbullairrace.com/ja_JP
マイケル・グーリアン選手 チーム公式サイト(英語)
http://mikegoulian.com/