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ツインオッターが帰ってくる!

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ツインオッターが帰ってくる!

皆さんは「ツインオッター」という飛行機をご存知でしょうか?

デ・ハビラント・カナダ社が開発した19人乗りのコミューター機(近距離輸送用の小型航空機)で、正式名称は「DHC-6」。「ツインオッター」は、双発機(ツイン)+カワウソ(オッター)という意味を持つ愛称です。

かつては北海道や沖縄の離島路線で活躍して、人々に親しまれていましたが、2006年を最後にすべての機体が引退して、日本の空からは姿を消してしまいました。

しかし!そのツインオッターが9年ぶりに日本の空に帰ってくることになりました!


2015年夏、沖縄の離島路線で、2機のツインオッターが運航を開始する予定です。

今回導入されるのは「DHC-6-400」という新型の機体です。

かつて日本の空を飛んでいたのは、デ・ハビラント・カナダ社が製造した「DHC-6-300」(シリーズ300)という機体ですが、1988年に製造が終了されてから、機体の製造権はデ・ハビラント・カナダ社からボンバルディア・エアロスペース社へ・・・そこから更に、バイキング・エア社へと移ります。

そして、カナダのバイキング・エア社が独自の改良型として製造を開始したのが「DHC-6-400」(シリーズ400)です。

機体の大まかなコンセプトは、これまでのツインオッターシリーズを踏襲していますが、シリーズ400最大の改良点は、ハネウェル社製の一体型アビオニクスを採用したグラスコックピット化です。

従来のツインオッター シリーズ300は、アナログ計器を使用していましたが、新型のシリーズ400は、ご覧のように全面がデジタルの計器になっています。それに伴い、従来よりも多くの情報を適切に管理できるようになり、安全性が向上しています。

DHC-6-400"ツインオッター"のコックピット

客室内装のイメージも大きく変わります。

かつて日本で運航されていたツインオッターは、木目調のパネルを使用したクラシカルな内装が印象的でしたが、新型のシリーズ400は、青と白を基調にしたさわやかな内装が特徴です。

DHC-6-400”ツイン・オッター”の内装

機体の外装はまだ明らかになっていませんが、どんな機体がやって来るのか楽しみですね!

小型双発プロペラ機のツインオッターは、空を飛んでいることが実感できる、とても楽しい飛行機です。大型のジェット旅客機にはない魅力がありますので、日本にやってきた暁には、ぜひツインオッターでのフライトを体験してみてください!

VIKING JAPAN

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