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点火栓の整備作業について

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点火栓の整備作業について

皆さん、こんにちは!

鹿児島の整備担当のM島です。

桜島の火山活動が騒がれている今日この頃…
鹿児島では7月の中旬あたりから、あちらこちらで夏祭りが開催されて賑やかな雰囲気です。


さて今回は点火栓(スパークプラグ)についてお話をしたいと思います。

皆さんはエンジンを動かすために必要なものと言われたら何を思い浮かべますか??

複数回答はあるかとは思いますが、ざっくりとして空気や燃料、そして点火系統を思い浮かべた方が多いのではないでしょうか。

点火栓は燃料と空気の混合気に効果的に着火させるという重要な役割をはたしている部品です。


整備作業として定時点検(時間によって定められている整備)にて点火栓の状態点検及び清掃作業、また必要に応じて点下栓の先端にある電極の隙間の調整があります。

航空機のスパークプラグ

電極の隙間はマニュアルなどで幅が決まっており、規定値に入ってない場合はうまく火花が飛びません。

航空機のスパークプラグ

上記写真はエンジンから外したばかりの点火栓で、鉛やカーボンなどが付着しています。

JGASでは以下の流れで作業を行います。

まず、電極部などに異常がないか確認後に電極部やねじ部をブラシと洗浄液を用いて洗浄します。次に専用のクリーニング機器にてブラシでは落ちなかった汚れなどを除去します。

航空機のスパークプラグ

上記の写真は作業終了後の点火栓です。

最後にすべての点火栓の電極の隙間の確認と確実に火花が飛ぶかのチェックを実施します。

航空機のスパークプラグの点検

鹿児島センター長の教えのもと、"常に新品の状態に近づける!!" を目標に日々作業を行っております。

作業後は確認整備士が最終確認(ダブルチェック)を行い、チェックOKであれば機体へ取り付けを行い点火栓の整備作業は終了します。

これからもJGASはフルスロットル、高ピッチにて頑張ってまいります。
皆様、応援を宜しくお願い致します!

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