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海外でのツインオッター整備訓練

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海外でのツインオッター整備訓練

こんにちは、JGAS鹿児島航空機整備センターです。鹿児島は春らしくなり、桜もほぼ満開、花見のシーズンとなりました。

さて、私は先日、海外での整備訓練を受講してきました。

行先はカナダ。JGASグループが日本総代理店を務めるバイキング式DHC-6-400型(通称ツインオッター)の訓練です。


ツインオッター(DHC-6)は、デ・ハビランド・カナダ社が1966年に製造を開始したコミューター機(近距離輸送用の小型航空機)です。シリーズ100 / シリーズ200 / シリーズ300が製造されましたが、1988年にデ・ハビランド・カナダ社での製造が終了しました。

その後、デ・ハビランド・カナダ社を買収したボンバルディア・エアロスペース社からツインオッターの製造権を取得したのが、バイキング・エア社です。現在ではバイキング・エア社が、独自の改良型"シリーズ400"の製造を行っています。

"シリーズ400"の詳細については先日のブログでお伝えしました。


ツインオッターの訓練は、まずトロントのFlightSafety社で"シリーズ300"の訓練を受け、次にビクトリアのバイキング・エア社で"シリーズ300"と"シリーズ400"の相違点の訓練 (Difference Traning) を受けます。

パイロットも同じように二段階に分けた訓練を受けます。

今後は、バイキング・エア社が独自に"シリーズ400"の訓練をはじめる予定です。

FlightSafety社

まずFlightSafety社では、3週間かけて"シリーズ300"の訓練を受講してきました。

トロントのFlightSafety社はボンバルディア・エアロスペース社に隣接しており、他にDHC-8シリーズ、DHC-7、ビーチクラフト1900の訓練も行っていました。

バイキング・エア社

その後、飛行機で約5時間かけてビクトリアに移動し、バイキング・エア社で1週間の訓練を受講してきました。

今回はタイミングが良く、日本へデリバリーする機体と出会え、今後実際に整備することになる機体で充実した実機訓練も行うことができました。


今回の訓練は、当社から2名、運航会社である第一航空様から2名の計4名で受講しました。

1ヶ月もの長きにわたって滞在したため、お陰様で帰国後は時差ボケで大変でした。

先日のブログでもご紹介しましたが、3月26日には、最新型の"シリーズ400"としては日本初輸入となる機体が鹿児島空港に到着し、JGAS鹿児島航空機整備センターでは、早速その整備に取り掛かっています。

整備士一同、責任を持って整備してまいります!

VIKING JAPAN

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