
民間航空操縦士訓練学校第1期生の皆さん、こんにちは!
運航ブログ担当の岡田です。お久しぶりです!
去る7月に自家用操縦士技能証明の学科試験、8月には航空無線通信士の試験が行われました。
自家用操縦士技能証明の学科試験では解答も公表されていますので、入校の決まった第1期生の皆さんからは、自己採点の結果でしょう、合格発表の前から全科目合格の喜びの声が次々と届いていました。航空無線通信士の試験でも、確かな手応えを感じてらっしゃるのではないでしょうか。
自家用操縦士技能証明の学科試験(7月期)の問題と解答はこちら。
(問題) http://www.mlit.go.jp/common/001097116.pdf
(解答) http://www.mlit.go.jp/common/001098569.pdf
以前にもお伝えした通り、これからは生涯、試験が続きます。自家用と航空通はほんの氷山の一角に過ぎず、今後も限られた時間内で、求められる結果を出さねばなりません。
確かに、この自家用の学科試験と航空通は、航空界で生きていくための最初の試験なので、試験慣れしていないという点から「大変だ!」と思われた方もいらっしゃったことでしょう。それでも、とにかくひたすら、目の前にある試験を一つずつクリアしていくことが重要です。そうするうちに試験にも慣れ、自分の勉強の仕方、テストまでのやり方が見つかるでしょう。
みなぎる闘志と鋼の魂、合格の雄叫びあげろ1期生!
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こんにちは。運航本部長の山口です。
民間航空操縦士訓練学校では、自家用操縦士技能証明の学科試験について、第1期生全員が全科目合格していることを学科試験結果通知書により確認しました。また、航空無線通信士についても概ね大丈夫のようです。取り敢えずだけれど、おめでとう!
第1期生の皆さんの頑張りに頼もしさを感じると共に、いよいよ訓練が始まるのだと、私たちも身の引き締まる思いです。
ところで、第1期生の皆さんは、すでに横に繋がってらっしゃるようです。互いに助け合いながら課題に立ち向かっているとお聞きしました。民間航空操縦士訓練学校の一次試験、二次試験を通じて顔見知りになり、一緒に困難を乗り越えなければならない同期としての認識が自ずと生まれたのでしょう。このような認識は、これからのパイロット人生において非常に大きな意味を持ちます。
訓練を仲間と共に乗り越えていく、といった良い意味での連帯意識は2年の寮生活でも培われますし、民間航空操縦士訓練学校では訓練生が互いに切磋琢磨しながら共に課題に取り組み、皆で問題を解決していくことを何よりも重要視しています。それは誰かに「頼る」という意味ではない。
パイロットは一人で飛んでいるのではありません。操縦が上手だとか下手だとか(もちろん、プロとしての最低限の技術は必要だけれど)を議論しているようじゃプロではない。安全に飛ぶとはどんな意味なのか、安全性を高めるために自分に何ができるのか、何をすべきなのか。
はっきりしているのは、現代の航空機は多くの関係者の協力があって初めて、安全な飛行が可能なのだということ。リンドバーグの時代とは違うのです。共助の気持ち、見えない誰かに支えられているのだという感謝の気持ち、そして自分を支える強い自信がプロには絶対に必要です。
第1期生の皆さんは、すでにプロとして歩み始めたようですね。
民間航空操縦士訓練学校では徹底してプロにこだわります。ライセンスを取らせるだけのフライトスクールではありません。プロを目指すあなた、共に歩んでみませんか?