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民間航空操縦士訓練学校 第二期生、入校式

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民間航空操縦士訓練学校 第二期生、入校式

先週の月曜日、2016年10月3日。民間航空操縦士訓練学校 第二期生の入校式を行いました。

みなさんこんにちは。運航本部長の山口です。

民間航空操縦士訓練学校も開校から丸一年を過ぎ、いよいよ第二期生を迎え入れることになりました。この一年を振り返ってみると、それは大変な出来事がたくさんありました。第一期生と共にひとつずつ乗り越えながら、なんとかここまで来ることができた。安堵の気持ちと、そして新たに気が引き締まる想いの両方が交錯して、なんとも複雑な心境です。

  只野校長より訓練開始証書を受け取る第二期生
只野校長より訓練開始証書を受け取る第二期生

入校式では、弊社社長からの祝辞のあと只野校長による訓練開始証書の交付と式辞、私の訓示と続き、入校生の自己紹介や教官紹介が執り行われました。第二期生のみなさんは、それぞれ神妙な面持ちで、訓練への決意を力強く述べてくれました。

第二期生の自己紹介。それぞれの胸に、プロ・パイロットになることへの決意が湧き上がってきたのではないかと思います
第二期生の自己紹介。それぞれの胸に、プロ・パイロットになることへの決意が湧き上がってきたのではないかと思います

近場のホテルのレストランでランチビュフェを楽しんだあと、午後からはオリエンテーション。訓練を受けるにあたっての心構えや、教室、電子化された教材や飛行時間管理システムなどの説明を行いました。

訓練は、ただ受け身で教えてくれるのを待つのではダメ。自ら努力して予習し、自分の頭で考え、教官の知識を盗むくらいの気持ちで臨まなくてはなりません。また、安全に対する高い意識も必要です
訓練は、ただ受け身で教えてくれるのを待つのではダメ。自ら努力して予習し、自分の頭で考え、教官の知識を盗むくらいの気持ちで臨まなくてはなりません。また、安全に対する高い意識も必要です

第一期生は、無事、自家用操縦士技能証明も取得し、現在、事業用操縦士+計器飛行証明過程に進んでいます。第二期生は実機訓練に向けて、座学の真っ最中。自家用操縦士技能証明の学科試験には既に合格しているとは云え(民間航空操縦士訓練学校では、入校までに学科試験合格ならびに航空無線通信士の資格取得は必須です)航空法やら工学やら、新たに学ばなければならないことは膨大です。

そこで鍵になるのが、第一期生と第二期生の協調。第二期生には先輩が居ます。先輩から、いろいろな話を聞けばいい。第一期生にとっては自らの知識を再確認することができますし(人に教えるためには、自分が教えるべき内容を完全に理解しておく必要がある)第二期生は教官には聞き辛いことも気軽に聞くことができる。

第二期生の寮は、第一期生と同じ建物に準備することができました。物理的にも近い環境で、日常生活での連携も期待しています
第二期生の寮は、第一期生と同じ建物に準備することができました。物理的にも近い環境で、日常生活での連携も期待しています

訓練生の人数が増えるということは、それだけ多角的・多面的な物の見方ができるということ。互いの知識や経験を共有し、一人では気づきにくい課題にも向き合うことができる。この相乗効果は、訓練を乗り越えるための大きな武器になります。そして、先輩後輩、同期の絆はパイロット人生において、とても価値あるものとして卒業後も続くことになります。

第二期生のみなさん、ようこそ民間航空操縦士訓練学校へ。ようこそ鹿児島へ。

これから共にプロ・パイロットへの階段を、一歩ずつ、着実に上っていきましょう。みなさんがその夢を諦めない限り、私たちは全力で応援します。上りきった先には、プロへの扉が待っている。その扉を開くのは、夢を諦めない強さと地道な努力、仲間を信じ共に歩む健康な心と身体しかないのだと、改めて伝えておきたいと思います。

入校式では、鹿児島テレビの取材も受けました。インタビューに答える第二期生
入校式では、鹿児島テレビの取材も受けました。インタビューに答える第二期生
 
鹿児島テレビのインタビューに答える只野校長。航空界におけるパイロット不足の問題などを語っていました
鹿児島テレビのインタビューに答える只野校長。航空界におけるパイロット不足の問題などを語っていました


民間航空操縦士訓練学校

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