
こんにちは。民間航空操縦士訓練学校 募集担当の斉藤です。今年で3回目となりました民間航空操縦士訓練学校、学校説明会の様子をお話しいたします。
開催日: 2月25日(土) 12:00~16:30
開催地: 鹿児島@JGAS鹿児島格納庫(民間航空操縦士訓練学校)
まずは、遠いところ、ご参加下さいました皆さま、本当にありがとうございました。
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プログラム第一部。訓練シラバスや教官、教育訓練費、訓練の様子などの説明を、みなさんが入学して座学を受ける教室のプロジェクタを用いて行いました |
民間航空操縦士訓練学校には、「パイロット養成コース」はありません。みなさんは、「プロ・パイロット養成コース」で学ぶことになります。
「プロ・パイロット養成コース」は、その名のとおり、エアライン・パイロットをはじめとするプロのパイロットを養成することに特化した訓練コースです。単に、航空従事者技能証明(ライセンス)を取得させることが目的ではありません。
ライセンスを取得すれば、パイロットです。飛ぶことはできます。しかし、ライセンスの取得=プロ・パイロット ではありません。
民間航空操縦士訓練学校は、真にプロとして安全運航を支えられるだけのスキルを備えた優秀なパイロットを航空界に送り出すことを目的にしています。
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プログラム第二部。FTDの体験、格納庫見学や訓練機の紹介を行いました |
プロ・パイロットになるには訓練機も重要です。将来に直結するレベルの高い訓練を実施するため、アメリカ空軍士官学校やエミレーツ航空などで採用実績がある「シーラス式SR20型」を単発訓練機に採用しています。
また、この訓練機には、より安全な飛行を可能とするシステムが、たくさん装備されています。緊急用パラシュートシステム、エアバッグ内蔵シートベルト、自動リカバリー機能、ブルーレベルボタン、スピン耐性のある翼などがそうです。訓練生の大切な命を守るための安全性に優れた訓練機です。(シーラス機の安全機能の詳細はこちら)
プロ・パイロット養成コースの受験案内、教育訓練費などの全ての情報は、弊社ホームページに掲載しておりますのでこちらをご覧ください。
今年の学校説明会は終了しましたが、あらかじめご予約の上、民間航空操縦士訓練学校(鹿児島)または弊社東京事業所へお越しいただければ、担当者より詳しいご説明を差し上げます。ご希望の方はこちらよりお問い合わせください。
最後に、とても大切なことをお話ししておきます。
パイロットになるための訓練に必要な要素は、座学とフライトだけではありません。教官や仲間たち、そのほか、多くの人と人との良い関係があって初めて、効果的な訓練が可能なのだということを私たちは知っています。
優秀な卒業生を航空界に送り出すためには、優れた訓練機、シラバスや設備も大切ですが、教官と訓練生、そして訓練生同士の良好な関係が、それらを機能させるために必須であることを、この説明会でお伝えできたのではないかと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。