
当ブログをお読み下さっている皆さん、こんにちは。JGAS鹿児島フライトトレーニングセンター運航本部長の山口です。
民間航空操縦士訓練学校では3月1日(日)JGAS鹿児島フライトトレーニングセンターにて、第一期生向け学校説明会を実施しました。
JGAS鹿児島フライトトレーニングセンターを一般の方に公開するのは初めての試みで、学校施設がまだまだ完全でない(工事中の)状況下でのご案内には若干の不安があったものの、リモート操作が可能な最新のプロジェクタを用いたプレゼンやビデオ上映、スタッフの熱の入った説明に熱心に聞き入って下さった参加者の皆さまのご協力もあり、無事、終了することができました。
遠いところ、ご参加下さいました皆さま、ありがとうございました。
説明会当日は、只野校長のお話や、運営スタッフ(当校では、運営スタッフ全員が教官です)の自己紹介に予想以上の時間がかかり、冒頭から遅れ気味の展開となってしまいましたが、結果的に当校を支えるスタッフ(教官)の人となりを感じていただけたのではないか、と、進行を担当した私も(冷や汗ものではありましたが)胸をなでおろしているところです。
本来、ご説明したかった個々の課題や運営方針、教育訓練の詳細につきましては、より多くの時間を割く必要があったのだと反省すべき点も多々ありましたが、まずは「人」を知っていただく…
教育訓練とは、何よりも人間と人間との良い関係があって初めて、効果的に機能するものだということを私たちは知っています。優秀な卒業生を航空界に送り出すためには、優れたシラバスや設備が必要であることは誰が考えても分かりますが、教官と訓練生、そして訓練生同士の良好な関係こそが、それらを機能させるために必須の条件であること
それを伝えること、それを理解していただくこと、は、僅かながらとは云え理解して下さったのではないかと信じています。
説明が不十分だった課題につきましては、メールやお電話をいただければ詳しくご説明いたします。参加して下さった方、また参加できなかった方も、どうぞご遠慮なくお問い合わせ下さい。
受験申し込み締め切りまで、あと一か月。一人でも多くの方のご応募をお待ち申し上げております。
只野校長談話(仲間と協力して訓練を乗り切ることの大切さをお話されました)
スタッフ紹介の模様(まずは教官を知っていただくことが重要です)
コックピットでの説明(中村教官によるグラスコックピットの説明)
機体の説明(高野教官による機体の説明を熱心に聞き入る参加者の皆さん)
工事中の教室(壁紙を貼る前の教室から滑走路を眺める)
ハンガー内を見学して学校説明会は終了しました