
薩摩半島の南25NM付近を飛行していた時に、見かけた火山島です。小さな島に滑走路があって、人が生活をしていそうなのに、山肌が燃えるように、煙が出ていたので少しびっくりしました。
島民にとっては日常なことかもしれませんが、初めて見る私にとっては、爆発で山が吹き飛びそうな印象を受けたので、着陸してすぐに、その島について調べてみました。その島を紹介します。
硫黄島(いおうじま)は、薩南諸島北部に位置する島で、住所は鹿児島県鹿児島郡三島村。三つ島が並んでいて真ん中の島です。三つ並んでいるから三島村?東西5.5km、南北4.0km、周囲14.5km、面積11.65km2の大きさです。
鬼界カルデラの北縁に形成された火山島であり、ランクAの活火山に指定されている。硫黄岳(写真)は標高703.7mで常時噴煙を上げており、亜硫酸ガスによってしばしば農作物に被害が発生するそうです。
また、港内は港底から鉄分を多量に含んだ温泉が湧出し、海水との反応で赤茶色に変色していて、硫黄のために島の周辺海域が黄色に変色していることから「黄海ヶ島」と呼ばれ、これが「鬼界ヶ島」に書き換えられたとの説があるそうです。
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硫黄岳 |
※安全には十分配慮して撮影しております