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ルフトハンザ航空にシーラスSR20をデリバリー

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ルフトハンザ航空にシーラスSR20をデリバリー

シーラス・エアクラフト社は、米国アリゾナ州グッドイヤーで、ルフトハンザ航空のグループ企業であるルフトハンザ・アビエーション・トレーニングの訓練機となる25機のSR20のうち、最初の6機のデリバリーを完了しました。

ルフトハンザ・アビエーション・トレーニングは、ルフトハンザ航空だけでなく、全日本空輸(ANA)、KLMオランダ航空、スイス航空をはじめとする多数の大手航空会社のパイロット訓練を受託しています。

一部の航空会社のためには、MPL(Multi-crew Pilot Licence)という、2006年にICAO(国際民間航空機関)が基準を定めた新しいパイロットライセンス取得のための訓練プログラムを提供しています。

MPLは二人の操縦士を必要とする航空機(主にエアライン)の副操縦士のための資格で、初期課程からマルチクルー(機長と副操縦士ふたり)の運航を前提に訓練を実施します。

従来は、エアラインの副操縦士になる課程でも、一人で運航する小型機の機長としての飛行経験を多く積む必要がありましたが、そこを短縮することで短期間で副操縦士を養成できるようになり、パイロット不足の打開策となることが期待されています。

日本では2012年に「准定期運送用操縦士」という名称の新資格が設立され、JALとANAが2014年から養成訓練を始めています。このうちANAはルフトハンザ・アビエーション・トレーニングに訓練を委託しています。

シーラスSRシリーズは、グラスコックピット、エアラインで採用されているものに近い形のキーボードコントローラー、自動リカバリーシステムを搭載した最新のオートパイロットなどを搭載しており、エアライン機の運航を想定した訓練が可能です。まさにMPLの訓練には最適な機体と言えます。

ルフトハンザ・アビエーション・トレーニングのSR20
ルフトハンザ・アビエーション・トレーニングのSR20

シーラスSRシリーズは、ルフトハンザ航空のほかにも、エアラインパイロットを養成する訓練機関から高い評価を得ています。

エミレーツ航空の自社養成課程はシーラスSR22を訓練機に採用しており、先日、最初の2機のデリバリーが無事完了しました。【詳しくはこちら

また、国内唯一の公立エアラインパイロット養成機関である独立行政法人 航空大学校も、SR22を訓練機に採用しています。こちらは既に、帯広分校へ10機のデリバリーが完了しており、学生の訓練も始まっています。【詳しくはこちら

エミレーツ航空 自社養成課程のシーラスSR22   航空大学校のシーラスSR22
エミレーツ航空のSR22   航空大学校のSR22

※SRシリーズを採用している主な訓練機関の一覧はこちら

航空界の将来を担うパイロット養成にシーラス機が寄与できることをとても嬉しく思います。
訓練生の皆様のフライトの安全とご多幸をお祈り申し上げます!

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