2015年6月15日(現地時間)、シーラス・エアクラフト社は、画期的なニュースを発表しました。
シーラス社が顧客にデリバリーした新造機がついに6000機に達したのです!
シーラス・エアクラフト社の共同創立者/CEOであるDale Klapmeier氏は次のような言葉を述べています。
"私たちの顧客、ビジネスパートナー、従業員はこの素晴らしい達成をとても誇りに思っている。飛行機を通じて世界を変え、人々の生活をより良くするという企業家としての夢を抱いて、私はシーラス社を設立した。今日、世界60カ国以上で6000機もの我々の飛行機が飛んでいるのは、とても畏れ多いことだ―――"
1999年、シーラス社は最初の量産機「SR20」を発表。その後、2001年に上位モデルの「SR22」、2010年にターボチャージャー搭載の「SR22T」を発表し、現在プロペラ機としてはこれらSRシリーズ3機種を販売しています。
シーラス社は、緊急用パラシュートシステム「CAPS」をはじめとする優れた安全装置、ハイテクなアビオニクスの採用など、技術の進歩について容赦なく追求する姿勢が世界的に評価されています。
革新的な小型機として人気を獲得したシーラス機は、2013年、ついに小型飛行機の年間販売機数で世界第1位に輝きました!
2014年も、シーラスSRシリーズは世界で最も売れた小型飛行機として、その栄光の座を譲っていません。
"シーラス社における私たちの情熱と献身は、多くの人々に、より安全でより楽しい空を提供し続ける"
Klapmeier氏はさらに続けます。
"新型の自家用ジェット機Vision SF50の導入と、ビジョン・センター開設の準備をしながら、我々のチームが世界を変え続ける姿を見ていると、私は興奮を隠せない―――"
自家用ジェット機Vision SF50は、既に550機以上が予約されており、自家用と短距離商用輸送、双方の市場を革新することを目標としています。
3機の試験飛行機は合計500時間以上の試験飛行を行い、最初の量産型機は既にダルースにある本社工場の生産ラインに移っています。
最近発表された「ビジョン・センター」は、2016年の半ば、米国テネシー州ノックスビルにオープンします。ここは、航空機の販売、デリバリー、トレーニング、メンテナンス、カスタマーサポート等、あらゆる顧客活動のための最重要拠点になります。
今回お披露目された6000機の特別塗装を施された機体は、7月20-26日にウィスコンシン州オシュコシュで開催されるエアショー「EAA Air Venture」で展示される予定です。
EAA Air Ventureは、戦前のビンテージ機から最新鋭の機体のモックアップまで、様々な航空機が展示されるビッグイベントです。もし訪れる機会がありましたら、ぜひ、躍進を続けるシーラスのテクノロジーにも注目してみてください!