2月28日、航空大学校帯広分校の格納庫にて、新型訓練機「シーラスSR22」の供用開始式典が執り行われました。
航空大学校・台木一成理事長からのご挨拶、国土交通省航空局・甲田俊博運航安全課長からのご祝辞があり、米国シーラス・エアクラフト社からは、副社長のDavid Moser氏が出席して、記念の盾を贈呈しました。
航空大学校・台木一成理事長に記念の盾を渡すシーラス・エアクラフト社David Moser副社長 |
ビーチクラフトA36(ボナンザ)に代わる新型訓練機シーラスSR22は、合計10機が納入される計画となっており、既に納入された初号機で教官の養成・慣熟訓練が開始されています。
式典の後には機体見学会も行われ、最新のグラスコックピットが披露されました。
機体見学会 |
シーラスSR22は、緊急用パラシュートシステムや自動リカバリー機能、極めてスピンに入りにくい翼など、高度な安全機能を多数備えていることで、世界的にも支持を得ている訓練機です。
今後、シーラスSR22で訓練を実施する学生の皆様の、フライトの安全とご多幸をお祈り申し上げます。