セーシェルの航空会社「ジル・エア」が、テクナム社のP2012”トラベラー”を発注しました。
セーシェルはインド洋に浮かぶ島国です。115の島々から成り、美しいビーチリゾートとして有名です。
ジル・エアは、ヘリコプターと小型飛行機で、セーシェル国際空港と各島のリゾートホテルとの間を結ぶ路線を運航しています。この度、バルカン・エア社のP68Cに代わる新機種として、トラベラーが選定されました。
P2012”トラベラー”は最大11席の小型飛行機で、短距離かつ少人数の旅客輸送に最適です。
開発にあたっては、アメリカ東海岸のリージョナル路線やグアム・カリブ海などの島間路線を運航するケープエアーが協力しているため、まさにジル・エアのような航空会社の理想にかなった仕様になっています。
性能については、以前こちらのブログでご紹介しました。
『P2012”トラベラー”最新情報』
http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/04/27/318
機内の様子については、以下のブログ記事をご覧ください。トラベラーは旅客/貨物輸送のほか、航空測量など様々な用途での需要も見越していますので、様々な仕様の内装をご紹介しています。
『多用途での活躍が期待される新型双発機』
http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/05/15/323
テクナムP2012”トラベラー”は、2018年12月にEASAとFAA両方の型式証明を取得することを目指して、順調に開発が進んでいます。
ジル・エアがオーダーした機体は、2019年7月にデリバリーを予定しており、同年の後半に運航が開始される予定です。
トラベラーにご関心のある事業者様はぜひ弊社までお問い合わせください。
今後も様々な情報をお伝えして参りますので、ご期待ください!