テクナム社によるP2012”トラベラー”の開発が大詰めを迎える中、イタリア・カプアにある同社の工場で、ローンチカスタマーであるケープエアーに納入する第一号機の製造が開始されました。
ケープエアーは、アメリカ東海岸のリージョナル路線や、グアム・カリブ海などの島間路線を運航する航空会社です。短距離かつ少人数の旅客輸送を行う同社のニーズに合う新型機材として、トラベラー100機を発注しており、2019年1月より最初の20機のデリバリーが開始される予定です。
ケープエアーのほかに、セーシェルのジル・エアなど、複数の航空会社がトラベラーを発注しています。また、旅客輸送のほかにも様々な用途での活躍が期待されており、現時点では、救急搬送用やスカイダイビング用など、いくつかの内装が考案されています。
トラベラーの詳細については、こちらをご覧ください。
トラベラーは2018年12月にEASAとFAA両方の型式証明を取得することを目指して、順調に開発が進んでいます。
続報が入りましたら、こちらのブログでお伝えいたします。ご期待ください!