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飛行機と車

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飛行機と車

みなさま、こんにちは。
整備・技術担当です。

長かった梅雨も明け、夏本番を迎えたJGAS鹿児島航空機整備センターに在籍しています。

私は、エアラインでのボーイング機の整備経験が長く、JGASが整備を行っているシーラスや、セスナ、ダイアモンド、パイパー、テクナムといった小型機に関しては、まだまだ勉強中の身です。

ボーイングやエアバスといえば、言わずと知れた世界の旅客機の2大ブランドとして誰しもが知っていると思いますが、小型機のメーカーはどうでしょう?

セスナくらいなら、聞いたことはあるけど・・・という方も少なくはないと思います。

航空業界に身を置きながらも、私もその一人で、多くは知らなかったのですが、世界各国にたくさんの小型機メーカーがあり、とてもユニークな形状や思想をもって、小型機のマーケットを生き残るための試行錯誤をしています。

その試行錯誤の一つとして、日々の技術革新という面で、“飛行機と車”は酷似していると思います。

ボーイング777や787のような、一度に300~500名ものお客さまを輸送する飛行機には、最高峰の安全を維持するために、最新の材料技術が採用され、最新の安全装備が、2重、3重に装備されています。

これらの機体や装備品は、車のように、数年ごと、もしくは、もっと早い間隔でマイナーチェンジや、モデルチェンジをし、新しいものが開発され、古いものはどんどん型落ちしていきます。

小型機ではどうでしょうか?

私が驚いたのは、小型機業界は大型機の業界に負けじと、大型機の技術を次々と採用し、小型機に汎用させたり、独自のユニークなシステムを開発したりしています。

各メーカーともに、グラスコックピットと呼ばれる、液晶パネルを用いた計器表示は標準装備とし、高級外車のような内装やGPS航法、高精度気象レーダー、赤外線カメラなどのオプション装備を充実させ差別化を図っています。

弊社取扱い機種の1つであるシーラスSRシリーズについては、緊急時の機体パラシュート・システムという業界初の非常にユニークな装備を搭載したりしています。

緊急時にパラシュートで、人ではなく、飛行機が降りてくる。ある意味、誰しも考えつつ実現出来ていなかったシステムが現実に存在するようになったのです。

ボーイング787のコックピット

シーラスSRシリーズのコックピット

大型機と小型機では、飛行機の大きさは、クジラとサンマほどの違いがありますが、最近のサンマは知能も高く、脂がのって味わいも良いようです。

弊社には、これらの最新鋭の小型機を身近に感じていただける環境があります。


鹿児島にいらした際には、鹿児島空港隣接の整備ハンガーの方へふらっと足を運んでいただければ、小型機のスペシャリストである弊社社員が、皆様を小型機の世界にご案内します。

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