
いつも当ブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。民間航空操縦士訓練学校担当の斉藤です。
6月4日(日)民間航空操縦士訓練学校の合格者に対して、入校説明会(契約締結会)を東京事業所にて実施しました。
午前中は、教育訓練費(弊社では委任料と呼んでいます)の納付と受領の仕組みを詳しく説明しました。
民間航空操縦士訓練学校では、2年間の訓練期間を6ヶ月毎の4期に分けて、訓練費用を前納していただく形式を採っています。訓練が始まれば1ヶ月毎に精算し、前納委任料の残高をお知らせする仕組みです。
教育訓練費(委任料)は「固定費」と「変動費」に分かれています。固定費は入校時点で確定しますが、変動費は実機訓練で実際に使用した燃料の量などに応じて精算で確定します。
なお、変動費は燃料単価(1リットル当たりの価格)の変動や実際の使用量(飛行時間や燃費に依る)に応じて変わるため精算払いとしているのですが、効率良く訓練を実施し、計画よりも短い総飛行時間で卒業できれば余る可能性があります。民間航空操縦士訓練学校では余った変動費は全額お返しします。
教育訓練費(委任料)の詳細は、弊社ウエブサイトからダウンロードできますので、こちらをご覧ください。
午後は契約書の読み合わせ。各条文を丁寧に説明しました。
この契約書には、午前中に説明した委任料の納付と受領についてはもちろん、不幸にして退学せざるを得なくなった場合などの委任料の返納についての条文も含まれています。契約内容を正しく理解し、十分にご納得いただくことが、安心して訓練を受けていただくための必須の条件だと、弊社では考えています。
民間航空操縦士訓練学校は、今年の10月2日(月)に第3期生を迎え入れることになります。JGAS鹿児島フライトトレーニングセンターの教官も、そしてバックヤードを支える東京事業所のスタッフも、より安全で、より充実した訓練を提供できるよう日々奮闘しています。
今後とも民間航空操縦士訓練学校を宜しくお願いいたします。
そして、第3期生のみなさん!
プロ・パイロットになるための訓練は、もう始まっています!
プロとして飛ぶ - その強い意志を持ち続けること - これこそが、就活を支える大事な要素ですが、入校までに合格していただく自家用操縦士技能証明の学科試験、また航空無線通信士の資格取得も、あなたの本気度を試す、就活の、そして訓練の一環なのです。
目標に向かって、共に頑張りましょう!
その他、民間航空操縦士訓練学校についてのご質問・ご相談・お問い合わせは、メールやお電話でお受けしております。こちらよりお気軽にお問い合わせください。