Interview
いくつかの会社で働いてきましたが、JGAS入社前は主に回転翼機の整備をやっていました。前職を退職したときに、以前の先輩がJGASで働いていて、うちに来ないかと声をかけてくれたことがきっかけです。
航空機整備に関する技術を担当しています。メーカーから発行されるマニュアル類をもとに、作業手順書の作成、現場用の作業指示書の作成、メーカー等とやり取りをして不具合に対する処置、対策を検討する仕事です。
現在の部署に配属されてから2年程経ちますが、その前まではJGAS鹿児島事業所の現場いましたので、その経験を活かして整備士が仕事をしやすいような環境と、航空機の安全を技術面からサポートすることに努めています。
JGASは比較的新しい会社ですが、新しい事業や試みに対して非常に積極的で航空機整備事業ではここ数年で取り扱い機種は固定翼、回転翼問わず格段に増えています。
また若手でも色々な経験をするチャンスがあり、私も何度か海外でのメーカートレーニングに参加させてもらったことが仕事でも活かされていると感じることがあります。
エアラインや使用事業等の他社を経験されてきた方々が同僚に多くいますので、多方面からの議論も活発です。
少人数でこのような多角的かつ濃い経験ができるのはJGASならではの特色なのではないかと思います。
技術部の仕事は設計者の意思をくみ取り、それを社内に展開する必要があります。
例えば、メーカーから整備に関するマニュアルの改訂やService Bulletinなどの技術通報が発行された場合、ドキュメント類からその意図を読み取って作業手順書の作成や技術指示をします。
しかし、私たち間接スタッフは常に現場にいるわけではないので、書類上から想像を膨らませて深く理解しなければなりません。
もちろん必要に応じて実際の現場を見に行き、そこで生じた疑問点をメーカー問い合わせることはしますが、私自身の現場経験の少ない機種や事例に対して技術的な検討をするのはこの仕事の難しいところです。
そのような難しい事象を何とか乗り越えて、顧客の元へ引き渡し無事にフェリーされる機体を見たときはやりがいを感じます。
前職までは回転翼機の整備に携っていましたが、JGASに入社してからはそれらに加え固定翼機の整備に関わることが多くなりました。そこで猛勉強して、昨年ようやく飛行機の二等航空整備士資格を取得することができました。
まだまだ知識が足りていないところもあるので日々勉強中ではありますが、チャンスがあればいつかは飛行機又は回転翼の一等航空整備士の資格にもチャレンジしたいと思っています。
エアラインや大手使用事業会社と比べると、JGASはまだ会社規模や取り扱っている航空機は小さいかもしれませんが、やる気次第でチャンスはあると思いますし、できる経験も多いはずです。
そのようなチャレンジ精神旺盛な方と一緒に仕事できることを楽しみにしています。
まだ小さな子供が2人いますので、休みの日は子供たちを連れて公園に行くことが多いですね。
機体の不具合や仕事が立て込むときは帰りが遅くなることもありますが、休みはカレンダー通りの土日祝ですので、ほとんど休日出勤したことはなく家族と出かける予定も立てやすいです。
また、2人目が生まれたときも上司や同僚がとても理解あるおかげで快く育休を取得することもできました。