Interview
約3年半前ですが限定変更試験を終えた頃、今後の人生が頭の中をよぎりまして残りの時間はまだ長いなと個人的に感じました。もうしばらくは新たなことに取り組んでいかなければ、現状維持ではいけないという危機感やリスキリングの思いで転職、JGAS入社を決意致しました。
入社前は離島の路線などを主とする運航会社の整備職として、運航便を担当するライン整備、重整備を担当する機体整備、又 離島など地方勤務も幸いにそれぞれ平均して経験、研鑽を積ませてもらいました。
物事を進めていく上で、優先順位や事前準備の大切さは、今でも教訓としています。
主に固定翼パイロット養成訓練にて使用する事業機 (CIRRUS社製SR-20、-22、DIAMOND社製DA-42) の飛行前、飛行間、飛行後に行う運航整備、及びそれら機体の飛行時間経過毎に行う機体整備に従事しています。
また、最近ではHONDA社製HA-420を整備する機会もいただきました。
比較的にまだ会社も新しく、又 社員の比率も若い世代が多く、色々な面で可能性が広がっているという印象です。
これは難しさでもあり醍醐味にもつながることなのかもしれませんが、ほとんどの場合、一つの作業を始めから最後まで通して経験、責任を持って完遂するところです。前職では勤務が二交代制であった為、時間内に作業が完了しなければ次の勤務者へ引き継ぎを依頼し、作業の完了、結果まで見届けられない時も多々ありました。自らやり遂げた達成感の数でしょうか。
会社の事業内容を見たときに、航空機部品の輸入販売及び航空大学校様の訓練機の受託整備業務が大きな根幹としてあり、官庁、各法人、又 個人様所有の固定翼或いは回転翼航空機の乗員養成訓練及び整備作業業務が次に続くものと理解しています。これら業務を引き続き安全に安定して提供できるよう様々な形で貢献することが、今は最も優先すべきことだと考えます。
数ある企業の中から JGAS をお選び、あるいはご検討くださっている皆様、ありがとうございます。
現在JGAS は、皆さんご承知の通り航空大学校 宮崎本校並びに帯広キャンパス飛行訓練機の運航及び定時整備業務を受託、それら業務をメインとした会社です。しかしながら、歴史は比較的に浅く新しい会社と言えるかと思います。
私も鹿児島事業所に入社、配属されまして2年経ちます。入社当初は経験してきた機体とのシステムの違いをはじめ、様々なことに戸惑い悩みながら過ごす毎日でしたが、周囲の協力のお陰でそれらを徐々に克服しつつ今があります。
皆さんも、自分の将来を左右しかねない就職の選択に不安を覚え慎重にならざるを得ないのはもっともなことと理解できますが、ベストな選択とは価値観や基準と同様、人それぞれ千差万別ということです。
理想と現実に多少違いがあったとしても、諦めずに継続した思いと行いができれば、思いが叶うような経験が私自身過去にありました。
JGASは新しい会社と言いましたが、古い伝統やしきたりといったものがないと思います。仕事に対して叶えたい明確な理想を持っている方には、理解もあり魅力のある会社だとも言えます。取り組み方次第によっては、早く実現できるかもしれません。又、そういった思いと行動力、可能性を秘めた方にぜひ来ていただきたいと思います。
PCにて当日の作業のアサイン及び受信メールをチェック。
昨日の業務の振り返りや本日作業の準備等(マニュアルの確認)を行う。
職員全員による体操、始業前ミーティング。
担当機体毎に分かれて作業内容、作業を行う上での注意点の確認などツールボックスミーティング。
前日に引き続き耐空検査前作業の点検で見つけた不具合部の更なる詳細点検の実施。
コレクション作業に必要となるマニュアル、ツール、パーツのピックアップ。
何れも鹿児島事業所に保有がなかった為、担当部門に調達依頼の手続きを行う。
担当機体の顧客との電話による作業進捗状況の報告及び確認事項の調整を行う。
今では習慣といえるかもしれませんが、体力維持目的にMTB自転車による散歩を続けています。一般的にサイクリングと呼べるほどの本格的なものではないですが、休日約1時間半の山あり谷あり、海、川沿いのコースを週一のペースで出かけています。限定変更試験の訓練で弱った体調を戻そうと始め今年でちょうど20年になります。離島赴任中も継続しました。それでも今も7、8月と1、2月は強く負担に感じますが、長い坂道では呼吸を整えることに夢中になり、一時的に考えごとから離れられる時間は貴重です。